製造元 | Dechra Limited |
主成分 | フェニルプロパノールアミン塩酸塩 |
内容量 | 1本/45ml |
関連薬 | ウリリンシロップ犬用100ml |
分類 | 泌尿器・生殖器の病気 |
ウリリンシロップ犬用の有効成分は、「フェニルプロパノールアミン塩酸塩」で摂取する事により、内尿道括約筋にある特定部位のアドレナリンα受容体が刺激されます。
そうすると尿道括約筋が収縮し、付随意に尿が漏れてしまう症状が改善されます。
◎犬の尿漏れの原因◎
奇形:子どもの場合は先天性の奇形を引き起こす可能性があります。
異所性尿管は子どもの犬での尿漏れを引き起こす一般的な奇形となっています。
異所性尿管は片方、もしくは両方の尿管が膀胱を迂回して尿道や膣に開口しており、膀胱に尿を溜めることが出来ずに漏らしてしまいます。
尿道括約筋機能不全<:尿失禁の中で最も一般的なものとして、尿道筋が働きにくくなり引き起こるものです。
尿道括約筋機能不全は特に大型犬に多く見られるようです。多くの失禁をしていしまい、横になっている時によく起こります。
◎尿道括約筋不全の症状◎
・尿が垂れてくる。
・犬が寝ているところが濡れている。
・尿が付着したり舐めることによって陰部が皮膚炎症を起こしてしまう。
◎尿漏れかな?と思ったら◎
尿漏れかな?と思ったら以下の事に注意してみましょう。
・最初に尿失禁した年齢は?
・通常の排尿はできているか。
・去勢手術、避妊手術の有無。
・利尿薬、副腎皮質ホルモンなどのを服用していないか。
・1日どれくらい水分をとるか。
・どんな時に尿失禁しているか。
・どれくらい頻繁に排尿するか。
◎ウリリンシロップ犬用45mlの用法用量
犬種により使用量は異なり、体重1kgに対してフェニルプロパノールアミン塩酸塩を0.8mgという計算で投与してください。体重5kgのワンちゃんであれば本剤0.1mL、体重2.34kgであれば本剤は1滴程度です。これを1日3回投与して下さい。
◎ウリリンシロップ犬用45ml副作用◎
・下痢や便秘・食欲不振・不整脈・吐き気・嘔吐・虚脱といった副作用が表れる場合があります。
このような症状が見られたら早めに獣医師の診察を受けることをおすすめします。
ウリリンシロップ犬用45mlのご注意
・本剤は獣医師等の処方箋・指示によりお使いください。
・本剤は効能・効果において定められた適応症の治療にのみお使いください。
・本剤は定められた用法・用量を厳守してください。
・本剤は振らないでください。
・症状を持っていて、モノアミン酸化酵素・MAOの阻害剤を使用しているような
ワンちゃんには投与は禁止されています。
・ェニルプロパノールアミン塩酸塩や、ウリリンシロップに含まれている
その他の成分いずれかに過敏症の既往がある場合にも投与は危険です。
・これは犬用のお薬です。誤って飼い主が飲んでしまった場合にも何らかの副作用の
危険性もあるため早めに医師の診察を受けてください。
・人間用の薬とは別で保管するとともに、小さな子が誤って触ってしまわないよう
置き場所には注意するようにしましょう。
・副作用などの異常が見られた際は、獣医師の診察を受けるようにして下さい。