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熱中症

熱中症とは?

熱中症(熱射病、日射病)は、蒸し暑い室内や車内での留守番、暑さが厳しいなかでの散歩やお出かけなどが原因で発生します。
急激な体温の上昇により、あえぎ呼吸(パンティング)、ヨダレといった症状が現れ、
ひどい場合には呼吸困難や吐血、血便などを起こし、ときに命に関わることも。
ほとんど汗をかかない犬は、狭い室内や車内に閉じこめられたり、
水分制限されたりといった環境では体温調節が難しく、熱中症になりやすい傾向が
あり、初夏から夏にかけて特に気をつけたい病気です。

熱中症の症状

【1】呼吸の仕方が、浅く速くなる。いわゆる、呼吸が緊迫しているような状態に。
【2】口を大きく開き、舌が口の横から出ている。
【3】口からヨダレを垂らしたり、泡を吹いたりしている。
【4】ぐったりしている。
【5】痙攣が見られる。(呼吸が緊迫すると、いわゆる過呼吸の状態になり、
血液中のpHが変化。痙攣やてんかんのような発作を起こす事も。)
【6】体温の上昇。41度以上ある場合は危険な状態ですので、
すぐに病院へ連れて行きましょう!

上記の症状が出てしまった場合

体温を下げることが先決です。
家庭でできるのは水シャワーを数分間は浴びせること。
その後、少しずつ、ゆっくりと、冷水を飲ませます。
大量に飲ませたり、無理やり飲ませたり、しないようにしましょう。
また、心臓が弱い、高年齢、水を怖がるなどの特徴を持つペットには、いきなり水を掛けたり、水にドボンと浸けるとショック死の危険があるため、しないように注意が必要です。
その後に病院で、点滴などの必要な処置を受けましょう。
※動物病院に行く場合は、冷たく濡らしたタオルを、ペットのわきや首筋、体全体を包むなどの処置を施して下さい。
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食べてはいけない物

人間には大丈夫な食べ物の中でも犬や猫にとっては与えると危険なものがあります。
ご存知の方も多いと思いますが、主なものをまとめてみました。

ネギ類(たまねぎ、長ねぎ、ニラ、ニンンク、ショウガなど)

タマネギの中には、赤血球を壊してしまう成分が含まれており、食べると貧血を起こすことがあります。
また、尿の色も紅茶のような色になります。重症の場合、死亡することもあります。
ネギ属は加工しても毒性は消えません。
ハンバーグやタマネギの入ったスープ、特にすき焼きの汁などは注意が必要です。
微量でも反応する子や多少食べても平気な子もいます。基本的には与えないに越した事はないでしょう。

チョコレート類(ココアなども)

チョコレートやココアの中に含まれるテオブロミンという成分が、犬や猫の心臓と中枢神経を刺激し、大量に食べて致死量に達していると中毒を起こし急性心不全などを引き起こすなど死亡例もあり要注意です。

生肉や生の魚介類

生のまま与えると寄生虫の心配やビタミンが破壊されることもあります。
イカやエビ、タコや貝類などは消化不良の原因になる事がります。必ず火を通しましょう!
また、猫の場合は、体内で毒物が発生するアワビは禁物。アジ、サバなどの青身の魚にも注意してください。

観葉植物

観葉植物は動物から自分の身を守るために、一般的に毒性のあるものが多いそうです。
好んで食べるワンちゃんは少ないようですが、留守番中のイタズラなどで食べたりしないように注意が必要です。

骨類(鶏、牛、豚などの骨、魚の硬い骨など)

特に鶏の骨は、砕けやすく縦に鋭く裂けるため、消化器官などを傷つける恐れがあり、危険です。

乳製品

人間用の牛乳や乳製品は下痢を起こす可能性があります。
特に、離乳後の子犬・子猫は牛乳を消化しにくくなっています。

塩分の多い食品

塩分の多い食品(ハム、ベーコンなどの加工食品、ポテトチップスなどのスナック菓子、味噌汁、ラーメンなど人間の食べ物)、香辛料、調味料にも注意が必要です。
人は汗をかくことで塩分を調節しますが、ほとんど汗をかかない犬や猫は、人の約3分の1程度の塩分しか必要としていません。
そのため、摂りすぎた塩分は体内に蓄積され、腎臓などに大きな負担をかけます。
人と同じ味つけの食べ物は、犬や猫にとっては塩分過剰となり、体に悪影響を及ぼします。
また、糖質も人ほど必要ではなく、ケーキやクッキー、アイスなどの人間用のデザートやおかしは糖分や脂質が多く、ビタミンやミネラルの吸収を阻害し、糖尿病や肥満になりやすいので食べさない方がいいでしょう。
わさびやこしょう、唐辛子などの香辛料は、犬や猫には必要ありません
胃腸を刺激し、下痢などの症状を起こす原因になるだけです。

生卵

生卵中のアビジンはビタミンのバランスが崩れやすく、イヌ・ネコの下痢の原因になります。
加熱調理すれば大丈夫です。

ぶどうやレーズン

嘔吐や腎不全を起こす恐れがあります。避けたほうがよいでしょう。
犬や猫に与えていけない代表的な物をご紹介しましたが、個別のアレルギー等を持っているコもいます。
この他にも食べさせては行けない物があるかも知れません。
詳しくは獣医師に相談をしてみてください。
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