プログラム液はスイス・ノバルティス社が開発した、ベンゾイルウレア系の化合物ルフェヌロンを有効成分とする昆虫発育抑制剤(IGR剤:Insect Growth Regulator)です。
猫への経口投与による吸血ノミ産下卵のふ化阻害、及び幼虫脱皮阻害します。
プログラム液を猫に経口投与すると、この猫から雌ノミが吸血することにより、有効成分がノミの卵へ移行します。
その結果、ノミの卵・幼虫の発育が阻害され、ノミのライフサイクルが断たれます。
すなわち、本剤投与により猫の飼育環境下でのノミの繁殖が抑えられ、猫へのノミの寄生が予防されるのです。
体重1kg当たりルフェヌロン30mgを基準量として、以下の通り投与します。
本剤は1ヵ月ごとに1回、強制投与(投与前後に必ず食餌を与えます)または混餌投与します。
投与期間は、ノミが発生する2ヵ月前からノミの発生終息までの間です。
●6本が1つのパックになっています●
[1]プログラム液をパックから1本切り離します。
[2]先端をねじ切ります。
[3]内容物が残らないように中央のふくらみの部分を数回押して、強制経口投与または混餌投与してください。
プログラム液は白色の懸濁液で100g中にルフェヌロン7.00gを含有する。
●小児の手の届かないところに保管すること。
●本剤の保管は直射日光、高温及び多湿を避けること。
●本剤は犬には使用しないこと。
●本剤はノミ成虫には効果がない。成虫が多数寄生しているときには、成虫駆除剤を併用するとよい。
●有効成分の腸管吸収を促進させるため少量の食餌と共に投与すること。
●複数飼育の場合は全頭に与えること。